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中盤力負け

週末は出張を利用して広島将棋センターに行ってきました。
地方の道場はそれぞれカラーがあっておもしろいですね。
「○○けん」という方言や、テレビでカープの放送をしていてみんな見ているなど広島らしさ全開でした。
図は24の将棋です。脇システム調の序盤から戦いになり一段落したところです。(先手が私です)
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<72手目からの指し手>▲3七角 △8三飛 ▲9八玉 △9五歩 ▲同歩 △7四銀 ▲1五歩 △同歩 ▲1三歩 △同香 ▲7七桂 △9六歩 ▲8九玉 △8五歩 ▲同桂 △同銀 ▲7三角成 △同飛 ▲8五銀
72手目は先手3歩得してやや優勢かと思うのですが、ここで▲37角がまずかったです。△83飛の後の後続がなく、しかも55の角道を止める手も指しづらくしてしまい最悪でした。▲98玉では▲77桂の方がまだよかったかもしれません。
緊急事態で角切って受けに回りましたが以下きっちり攻めきられてしまいました。
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<反省>
×△44角を恐れすぎた。▲77桂や▲55歩で受けておいて問題なかった。
×歩得の局面を生かせなかった。
○終盤▲24桂からの反撃はできた。届かなかったが・・・

1800点台の戦いでは中盤までに大抵悪くなり、終盤で我慢できず悪手を指しころっと負けるというパターンが続いています。
強い相手と戦う時の粘り強さを身につけないといけません。 自分から転ばずじっと手を渡す勇気も必要です。

決めるだけ決めて手を渡す

図は対抗型の終盤戦です。(後手が私です)
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先手玉は玉頭が弱く、後手玉は▲24桂が見えていてどちらも危険な状態です。
<図からの指し手> △26歩 ▲同歩 △27歩 ▲同玉 △45角 ▲38玉
自玉は怖いですが、▲24桂を受ける手も難しいので、目をつぶって先手玉の弱点の玉頭を攻めました。
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<図からの指し手> △18角成 ▲24桂 △23玉 ▲11龍 △24玉 ▲13銀 以下詰みで先手勝ち
△18角成が詰めろになっていないのが致命的で、▲11龍から一気に寄せられてしまいました。

<反省>
・▲11龍がまるで見えてなかった。▲21龍△22歩で大丈夫と思っていた。
・△18角成が詰めろでないのに攻めてしまった

対局後相手の方にアドバイスいただきました。(ありがとうございました)
アドバイス
”△45角まで決めて△41歩と手を渡す。”
”相手に有効手がないときは手を渡すとより確実に優勢にできる”
”もっと得してから手を戻すという感覚”
今の私は攻めるなら攻める、受けるなら受けるしか考えられてないと気づきました。
嫌味をつけてから受けるというのは中盤戦ではできていたことはありましたが終盤戦でその考えはなかったです。
自玉に迫る手を考えず、相手玉を寄せることばかりに時間を使ってしまい、攻められても大丈夫という読みがまったくできていません。
対局中は△41歩の手自体は浮かんでいました。が、歩が減ってしまうこと、△24桂と攻められなんとなくまずそうだと判断してしまい攻めてしまいました。受けないで攻めた方がもっとまずかったのは対局後に気づきました。
終盤でも自信を持って手をわたせるようになる。

課題が1つ明確になりました。

消極的に指して負け

24の対局を振り返ります。80手目は矢倉の中盤戦です。(先手が私です)

急戦矢倉で後手が仕掛けて戦いが始まって、飛車を回った所です。先手は3歩得していますが、次に△26歩となると飛車先を突破されてしまいます。
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<80以降>
▲2七歩 △9五歩 ▲同歩 △6五桂 ▲6六銀 △7七歩 ▲同桂 △同桂成 ▲同金寄
飛車先を突破されてはいけないとだけ考えて▲27歩と受けましたが、消極的な手でしたか。▲82角から桂馬を取る手もあったかもしれません。しかし89手目は4歩得になり金銀もしっかり玉にくっついていてまだまだです。
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<89手以降>△6五歩 ▲同銀 △3九角 ▲3八飛 △7五角成 ▲7六銀上 △5七馬
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96手目で▲68角がありました。馬が逃げると▲24角です。
本譜はここから▲64歩と攻め合いましたが、△26歩に▲同歩と応じてしまい飛車に成られ以下負けてしまいました。
<反省>攻め合うなら△26歩に手抜くべきだった。△26ふ 、△27歩成の2手の間に攻められる。

本局相手の手の言いなりになりすぎました。消極的な一局となり反省大です。
教訓: 将棋はずっと受けていては勝てない。どこかで攻め合いにいかないとダメ。そのタイミングをよく考える。

現状分析

2016年も半分過ぎました。
現時点の自分の棋力の分析をしたいとおもいます。
2016/7/10 R1846 

序盤・中盤力
相振:三段 矢倉:二段 右玉:初段 対抗型:初段
(角換わり:3級 相掛かり:3級 横歩:5級)
相振飛車は三間飛車対策(1手損高美濃)が功を奏し、三段でも互角に戦えています。
一方矢倉は主導権を取るに至らず、脇システムを勉強していましたが、最近矢倉名局集を勉強しはじめたこともあり、雀刺しを採用しようと考えています。
<今後の勉強>
・矢倉名局集棋譜並べ(週1局新規暗記、週10局並べる)
・NHK杯観戦
・順位戦棋譜切り抜き

終盤力:初段
終盤で競り負ける事が多く、終盤力の差を感じています。
ニコニコ動画で、高段の方の読みと聞いていると、終盤での読みの量が圧倒的に不足しると感じています。
<今後の勉強>
詰将棋 月500問(週末40問+α)
詰めろ将棋 月100問
毎日新聞の日曜日詰将棋

私の三段への道は「終盤力」強化に尽きます。
地道な勉強を継続していきたいと思います。

詰む、詰まない、必死、必死でないを正しく読む

また逆転負けを喰らってしまいました・・・

89手目は相振飛車の終盤戦です。(後手が私です)
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<図からの指し手>△4七歩 ▲7三馬 △同金 ▲同飛成 △同桂 ▲6二飛 △7二歩 ▲6七飛成
勝ち逃し1
・ここで△64銀と取っておけば先手玉が△38角▲同金△58銀▲48玉△47歩以下の詰めろになってました。
相手は斜め駒を持ってないので飛車の素通しが気持ち悪いですがこれが明解だったでしょうか。
実戦は△64銀はちらっと浮かんだ程度でよく読めてませんでした。
47歩と詰めろをかけたのですが、ばらされて飛車を52から打たれて頓死を覚悟しました。
<変化>▲62飛で飛車を遠くから打つ▲52飛だと
△72歩 ▲71銀 △同玉 ▲62金 △82玉 ▲72金 △93玉 ▲94銀 △同玉 ▲54飛成 △93玉 でなんとぎりぎり後手玉は詰みを逃れていました。
実戦は▲62飛から67金を素抜く筋で97手目に。ここでは勝ったと思ったのですが・・・
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<97手目からの指し手>△4八歩成 ▲同玉 △3八飛 ▲5九玉 △6六歩 ▲同角 △6八銀 ▲同龍 △同飛成 ▲同玉 △5六角 ▲9三銀 以下負け
・97手目では先手玉に即詰みがあったようです(21手詰み)が、30秒では読みきれず△66歩で龍がどけば詰みと思ったのですが、▲同角と取られ自玉が▲93銀から一気に危うくなり乱れてしまいました・・・ 2択しかない手の片方がまったく読めていないのがひどいです。
局後▲59玉の局面で△47成銀で詰めろだったかと反省していたのですが、それにはなんと▲93金から即詰みがありました。
つまり▲59玉の局面では詰まして勝つしかなかったようです。
が、長手数でかなり難しい詰みなのでやはり△47成銀とすべきでした。
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終盤の1手進むごとに自玉相手玉の危険度(詰む・詰まない・必死・必死でない)を正しく読むのができていないのが三段への壁になっています。
やはり”将棋は9割終盤で決まる”ということですね。詰将棋がんばります。あと必死問題も買おうかな

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プロフィール

koh

Author:koh
30代会社員の将棋上達日記です
好きな棋士 
渡辺明 郷田真隆 
金井恒太 井上慶太

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